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自転車で30分ほど行った所に、農協の野菜と果物の即売所があります。夏前に、そこで買った、鉢植えのホットリップスですが、今は地に下ろして、庭の一画で綺麗に咲き続けています。
「多年草 メキシコ北部原産。高さ1.5mほどになり、茎の基部は木質化する。葉は卵形で対生し、縁には鋸歯がある。茎頂や葉腋から花序を出し、赤色の花をつける。条件によって、赤い色の部分の割合が変化し、白一色、赤一色になることもある。花冠内の基部付近に1対の突起物がある。別名 サルビア・ミクロフィラ’ホットリップス’ 花期は4〜11月。学名は、 Salvia microphylla ‘Hot Lips’ シソ科アキギリ属
似た花に同じくチェリーセージと呼ばれるサルビア・グレッギー(Salvia greggii)があるが、花冠内の基部に突起物がないとされる(「松江の花図鑑」から)」と解説されています。
家内と時々、散歩する道の下を流れる巴波川の橋のたもとに、綺麗に咲いていて、〈花ドロボウ〉で、二輪ほど手折って持ち帰って、卓上に置いたのが、わが家での初お目見えでした。出荷する農家の庭の一画に咲いていたものを、ご婦人が株分けしたのでしょうか、一鉢だけ売られていて、通りすがりに見るだけではなく、『家の庭にも!』と買ったものです。
暑い夏場は、赤色ばかりになっていましたが、涼しくなってきた今は、白色も混ざる様になってきています。可愛らしいのです。世界には花好きが多くいらっして、〈やはり野に置け蓮華草〉で、メキシコに咲くのが一番なのでしょうけど、絆(ほだ)されてしまった花ドロボウが、持ち帰ったのでしょう。